Day 42: Waitomo (896.7) – Te Kuiti (912) 【Te Araroa】

12月15日（木）

 

今日は、6:30ごろ起床。ホステルのテラスのソファで寝たら、半端なく眩しい照明が一晩中点いていて、深く眠れなかった気がします。

今日は16km先のTe Kuiti（テ・クイティ）という町までの予定なので、ホステルのラウンジルームでゆっくり朝ご飯。Michael & Joはグローワームの洞窟ツアーに参加するらしいです。Joshはそれを聞いて散々迷っていましたが、私は全然興味がないので、8:20ごろ出発。

 

1kmほど歩いてトレイルに戻り、すぐに牧場の中のルートに入ります。柵を越えて、馬にビビりながらそそくさと進んでいきます。

出発したころポツポツと一瞬雨粒が落ちてきましたが、今の所なんとかもっています。昼過ぎから雨の予定ですが。

マーカーを見失いながらも、なんとか木立の中へと続くルートを辿ります。

途中で900km地点の印のついたマーカーを発見！

なんだか最近100kmがあっという間に感じられます。

 

 

 

再び、見晴らしの良い牧場に出ました。かなりどんよりしていますが、まだ雨は降っていません。スマホで雨雲レーダーをチェックしたところ、あと2時間はギリギリもってくれそうなので、スケッチすることに。

書き終わるころに、雨が降り出しましたが、なんとか間に合いました。

そのまま小雨が降る中、少しでも雨が避けられそうな木の下の場所を探し、お昼ご飯に。結局グローワームは見に行かなかったJoshが追い越していきました。

 

牧場を歩いて行き吊り橋を渡ると、トレイルは再び木立の中に入っていきました。

 

 

 

 

 

Kahikatea（カヒカテア）、またはWhite Pine（ホワイト・パイン、白松）と呼ばれる針葉樹の森です。樹高が55mにもなる、ニュージーランドの固有種のようです。

束の間でしたが、歩きやすい森の中のトラックを楽しんだあと、またまた牧場に出ました。

 

途中で砂利道や道路に出るんですが、そこから再び牧場に入っていく場所がめちゃめちゃ分かりにくいです。GPSとマーカーに散々惑わされながら、無理矢理柵を越えたりしてなんとか正しいルートに進もうとしてもなかなか見つからず、もう諦めて道路を歩いてTe Kuitiまで行こうかと真剣に考え始め道路に出ようとしたところで、やっとトレイルを見つけました。

牧場の中はアップダウンが多いので、内心このままルートを見つけることができずに道路を歩きたかったんですが、見つけてしまったので仕方なく牧場を歩き、なんとかTe Kuitiに到着しました。

 

17:30ごろになっていましたが、町から3kmほど離れたところにあるホステルに電話しました。雨に降られて寒いし惨めだしで、安いシェアルームを希望。TAハイカーでベッドはいっぱいなんだけど、なんとか一人ぐらいなら押し込めるとのこと。（今までMichael & JoとJoshの三人しか見てなかったのに、いきなりTAハイカーがいっぱいってどういうこと？）と思いながらも、30分後に町まで迎えに来るというので、急いでATMへ行ってお金をおろし、大きなスーパーでとりあえず夜ご飯と朝ご飯分の食材を調達しました。今日は少しまともなものを食べようと思います。

町外れの牧場の一角にあるホステルに着くと、確かにTAハイカー達がいっぱいいました。私はJoshの他に、イギリス人のPoppy（ポピー）、ドイツ人のKatrin（カトリン）、スイス人のHelena（ヘレナ）という三人の女の子と同室になり、二段ベッドはいっぱいだったので床の上にマットレスだけ敷いてもらうことになりました。

別室にもTAハイカーが泊まっていて、後から到着したMichael & Joも含めると、TAハイカーは全部で11人にもなります。雨のせいでここでゼロデーをとった人たちに、私たちが追いついたのでした。

キッチンも混み合いましたが、今日は張り切ってご飯と味噌汁、ラムステーキを作りました。普段は味気ないトレイルフードばかりなので、大きなスーパーにある町に着いたときぐらいは、栄養のあるものを食べないと。

食後は同室になった四人とゆんたくしながらのんびり過ごすことができました。さすがに小さい部屋にTAハイカーが五人も詰め込まれると、持ち物や靴からのかぐわしい香りがものすごいです。

ホステルから見えた、今日の夕焼け。明日は晴れそうです。